2015年04月15日

1年に50回マラソンしなければ!!

こんにちは、培養士Bです。



先日、再生医療学会総会に行ってまいりました。
iPS細胞で知られるノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授の講演もあり、メインホールは満席、別会場での中継も行われていました。



山中先生は、皆さまもご存じのとおり研究者としてとても素晴らしい方ですが、2015年の京都マラソンを完走するなど、体力面もすごい方のようです。



さて、研究で忙しい山中先生が何故マラソンに参加したのかというと、
「ファンドレイジング」というサービスを利用して寄付金を募ることが目的です。



ファンドレイジングとは、民間非営利団体が活動のための資金を個人や法人、政府などから集める行為の総称を指します。
山中先生が活用しているのは”ジャパンギビング”というもので、チャレンジャーがマラソン完走や資格取得などの「チャレンジ」を表明し、家族や友人、知人などの「サポーター」に寄付を呼びかける、といった内容になります。



2012年にも京都マラソンで完走し、1000万円近い寄付が集まったのだとか。
国から補助金をたくさんもらっているじゃない!!と思われるかもしれませんが、国から支給される補助金は研究費にしか使用できません。
最先端の研究には多くの人件費を要すため、補助金だけではまかなえないのです。


iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)では、驚くことに9割近くのスタッフが有期雇用だそうです。
山中先生は、優れた人材の確保、育成のために長期雇用が必要と考え、財源を集めているのです。



研究所での年間の人件費は5億円にものぼるそうで、マラソンの完走で1000万円の寄付が集まったとしても、年に50回走る計算になります。
1週間に1回マラソン・・・もはや、研究者ではなくランナーになってしまいますね(^^;)



再生医療の進歩のためにも、安心できる環境が整う事を願います。



Fundraiser1.gif


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posted by JYC STAFFS at 17:00| 東京 ☁| Comment(0) | クリニックスタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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