2014年11月24日

バカになるウィルス!?

こんにちは、培養士Bです。



最近、フジテレビの特ダネで”バカになるウィルス発見”というニュースを見ました。
このニュースをみた方は私も実は感染しているのかも・・・と思ったのではないでしょうか?
私も小さい頃、池などで遊んでいたので感染しているのでは?なんて思ってしまいました。



というのも、今回発見されたバカになるウィルス”ATCV-1”は、世界中の池や湖で生息していて、緑藻に感染増殖するDNAウィルスとして知られています。
人に感染しないと考えられていたそうですが、アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のロバート・ヨーケン教授によって、感染すると視覚処理や空間認識などの認知能力に影響を与えるということがわかったそうです。



↓ATCV-1ウィルス
頭が悪くなるウィルスが発見される! 気づかず感染している可能性も



他の目的で喉のDNAを採取した際、バカになるウィルス”ATCV-1”を偶然見つけたそうです。
今回の発見に使われたデーターは92人でそのうちの40人が感染していました。
約45%近くになりますので、多くの感染者がいることになります。



では、実際どの様なことをしたかというと

・注意の範囲を測定するテスト
・視覚的な処理の中で脳の正確さおよび速度を測定することを目指したテスト



その結果、ウィルス保持者のほうが非保持者より平均7−9ポイント低い結果が出たそうです。
ちなみに、研究に協力した92名は、精神疾患か重大な肉体的病気のない成人とのことですので、腱鞘炎でうまくテストができなかったとかパニックになってテストができなかった、ということはないようです。


この結果だけですと、ATCVウィルスに感染したからテストのスコアが悪くなったとは言えず、ATCVウィルスに感染した人がたまたまテストのスコアが悪かっただけかもしれません。



そこで、9-11週齢マウスの腸管にATCVウィルスを注入して変化があるか検証です。
その結果、マウスを迷路に入れたが、脱出するのに時間が長くかかったり、新しい障害物に注意を払わなかったり、新しい入り口に気づかなかったりと感染後に明らかな変化が見られたそうです。



その他に、ATCVウィルスが海馬内に入り記憶形成、学習およびシナプス可塑性(学習とメモリの重要な基礎)に関係のある遺伝子の発現に変化をもたらしました。



感染経路も不明ですし、これからまだまだ研究を続けていくようです。
このニュースをみた方々の反応は


・私がバカなのはこのウィルスのせい
・ある日を境にバカになった気がする
・俺はバカではなく患者
etc...



ちょっとしたネタとして扱っている方が大半のようです。
実際、データ数が92件と少ないですし、気長に研究の進捗を見守ったほうがよさそうですね。






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posted by JYC STAFFS at 13:41| 東京 ☀| Comment(0) | クリニックスタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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