2014年11月03日

60代患者様の細胞

こんにちは、培養士Bです。



治療に使われる培養細胞は年齢の影響をうけていないというお話をさせていただきました。


今回、60代女性の培養担当となる機会がありましたので
皮膚片から細胞が増殖し始めるスピードを、私の細胞と60代患者様の細胞とで比較しながらお話させていただきたいと思います。



私の経験上、細胞が年齢に比例して、増殖が悪かったり、死んでしまったりしたことはありません。
その為、皮膚片から細胞が増殖し始めるスピードも20代細胞とそう変わらないだろうと思っていました。



とはいっても、私はとても心配性ですので、皮膚片から細胞が出てくるまでは緊張のひと時です。


実際どうなったかというと・・・


↓培養士Bの細胞です

1.jpg


↓60代患者様の細胞です。

14-M2_P_D7.jpg


なんと!!
60代患者様の細胞の方が、私より増殖率が良いのです!
培養日数はもちろん同じですが、回収した細胞の数に10倍以上の差が出ました。


ちなみに60代患者様から回収した細胞数は、私だけでなく他の患者様たちよりも多かったのです。
ちゃんと細胞が増えるか少しどきどきしましたが、杞憂に終わったようです。


細胞の増殖具合に年齢差がでない理由の一つとして、やはり皮膚採取の場所が大きいと考えます。
当クリニックでは紫外線の影響が少ない耳の裏から皮膚を採取します。
普段紫外線の当たっている手や、顔の皮膚ではこの様な結果は得られなかったと思います。



現在も60代患者様の細胞は年齢をもろともせず、ぐんぐん増殖中です。
もちろん、この細胞の良さにあぐらをかかず、せっせと培養しております。



細胞もとても元気ですし、注入後どういった変化がみられるか、培養担当として、とても楽しみにしております。



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posted by JYC STAFFS at 14:53| 東京 ☔| Comment(0) | クリニックスタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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