2014年08月05日

幸せなひととき

こんにちは、培養士Bです。


 
週に1、2回看護師Aさんとランチにいくのですが、ランチを終えた帰り道に決まって立ち寄る所があります。
クリニックからほど近い”BULLDON'S"というフレンチブルドック・パグ・ボストンテリアの専門店です。


 
私はどちらかというと、鼻筋の通った犬が好きなのですが、ここに来て鼻ぺちゃ犬も可愛いなと思うようになりました。
成犬のブルドックは見かけたことがありますが、子犬のブルドックは今まで見たことがありません。
ダルダルの顔や体、のしのしとした歩き方、抱っこすると意外に大人しい・・・もう虜です。



埼玉に犬舎があり、健康で良質な子犬を産むために、綿密な繁殖スケジュールが組まれているそうで、
スタッフの方の犬への愛情がとてもよく伝わってきます。


チワワやトイプードル、ミニチュアダックスの子犬はペットショップでよく見かけますが、ブルドックの子犬は数が少ないですよね。
それもそのはず、ブルドックの出産は難産で、帝王切開がほとんどなんだとか。
子供を産むのも命がけのため、その数も少ないのです。
ブルドックのファン達は、子供が生まれる度にチェックしては、運命の子を探している様です。


子犬の愛くるしい姿に今日も癒され、また笑顔でランチタイムを終えました。
 わんちゃん好きの方がいらっしゃいましたら、一度癒されに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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2014年08月03日

”生活用品の危険度調べました”

こんにちは培養士Bです。


最近、”買ってはいけない○○”と題して、加工品、お菓子、コンビニ弁当についてなど様々な本が発売されています。
また、食品にとどまらず、生活用品への安全性にも目が向けられています。
食品の毒素は肝臓で分解されますが、生活用品から体内に吸収される経皮毒は肝臓で分解されないため更に危険と言われています。


 
2025年に”薄毛女子ブーム”が来るという都市伝説があります。
これは、シャンプーやリンスなどに含まれる有害物質が、将来女性を薄毛にさせるといった内容です。
実際問題として、薄毛に悩む女性は増加傾向にあり、間違った情報とはいえないかもしれません。


早速、”生活用品の危険度調べました”という本を読んでみました。


 
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この本では、危険性が指摘されている成分が、
一つも使われていなければ”優”
1~2個使われていれば”良”
3~7個使われていれば”可”
8個以上だと”不可”
という判断基準のもと、身近な日用品を判定しています。


色々な成分やそのコメントが載っています。例えば"EDTA"です。
学生時代、実験としてキレート滴定で水の硬度を測定する際に、このEDTAを使用していました。
その為私にとっては聞きなれたものであり、少し懐かしくもあります。



 
キレート剤は色々な方面で使われていますが、化粧水などにも含まれ、微量に含まれている金属イオンの変色や沈殿などの品質劣化を防止するために使われています。
その他にも菌の生育に必要な金属を奪うことで、菌の繁殖を抑えるという働きもあるようです。
不安要素としては、旧指定成分であることや、皮膚、粘膜に対する刺激があり、喘息や皮膚発疹などのアレルギー症状を引き起こす可能性がある点です。


ちなみに、ヨーロッパの国々ではEDTAの洗剤への配合禁止など、10年ほど前から使用規制が行われていました。
その理由として、EDTAと結合した危険な重金属塩が水道水に流れ込むという状況になったためです。


こうやって聞くと、EDTAは体に害なのでは?と心配になってしまうかもしれませんが、金属アレルギーの方にはむしろEDTA入りの化粧水の方が、アレルギーをおこさず安心して使えます。
成分表示をしっかり確認し、出来る限り安全でご自身にあったものを使っていきたいですね。


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2014年08月01日

がん細胞を作るのは大変

こんにちは、培養士Bです。


以前、患者様からの問い合わせで、”培養しすぎて自分の細胞ががん細胞になってしまうのでは?”という問い合わせがありました。
STAP細胞が発表された当初、iPS細胞はがん化のリスクが高いなどという報道もあり、自分の細胞ががん細胞になってしまうのではと心配なさる方が多かったのかもしれません。

初期iPS細胞では初期化するためにガン遺伝子を使っていましたが、今ではガン遺伝子以外の問題ない遺伝子で初期化できるそうですし、
再生医療や創薬に応用するために日々研究は続けられています。
当クリニックで培養しているヒト真皮繊維芽細胞も、がん細胞になる心配はございません。


がん細胞=不死化細胞で使われることがありますが、ここでは分けてお話します。
まず、不死化細胞の性質として


・無限増殖力
・死なない(アポトーシス誘導されない)
・細胞周期やシグナル伝達など正常細胞と異なる


などがあげられ、当クリニックで培養しているヒト真皮繊維芽細胞を継代培養のみで不死化細胞にすることは不可能だと思います。
主な不死化細胞の作成方法として、

1.癌組織より単離
2.癌遺伝子を導入する(SV40 largeTやEppstein Barrウィルスなど)
3.hTERT(テロメアを長くする)遺伝子を導入する
4.細胞培養中の自然発生的な形質転換

などがあげられますが、
1.に関しては、癌組織を採取することはありませんし、不死化細胞を作るための2,3のような遺伝子・試薬などは当クリニックでは有しておりません。
4.に関しても、正式な不死化の定義はありませんが、長い期間にわたって(通常最低でも3カ月間)培養可能となった細胞集団を不死化と定義しているところがあります。


当クリニックで既に治療をされている方はおわかりだと思いますが、細胞抽出にかかる期間は1ヶ月程度です。
治療に使われる細胞の継代数も決められており、不死化細胞になるような長期間培養も行っておりません。
患者様に注入する細胞は極めて安全と言えます。


また、不死化細胞が人体に入ったとしても、腫瘍をつくらないこともあり、必ずしも不死化細胞が体内でがん細胞になるとはいえません。


以上の理由により、皆様の治療に使われる細胞が不死化細胞になることはありません。
むしろ、不死化細胞を作ることの方がとても大変なのです。

難しい話になりましたが、皆様、安心して治療に臨んでくださいね。


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